乾燥キヌガサタケ(竹荪) Phallus indusiatus
【特徴】
中国雲南省の高地で天然採取されるレース状の美しいキノコで「キノコの女王」とも称されます。日本では「きぬがさタケ」として知られています。
乾燥した状態では軽く、保存性に優れ、香りも凝縮されています。
NET: 0.1 kg
【生育環境】
標高1,000~1,800 メートルの熱帯~亜熱帯林の落葉層に自生。雨季に一斉に発生する特性があり、湿度と温度が高く清潔な環境でしか育ちません。自然栽培または人工伏菌による管理下で採取されます。
【味わいと特徴】
淡いキノコの香りとほのかな甘みがあり、癖がなく非常に上品。シャキシャキとした歯切れの良い食感と、なめらかさを併せ持つ独特の食感は、他のキノコにはない魅力です。
【調理方法】
調理の際は戻し汁にも香りや栄養が出ているため、捨てずにスープや煮込みに活用することが推奨されます。ただし、戻し汁は一度煮沸した上で使用するとより安全です。
出汁に合わせて吸い物や煮浸し、炊き合わせの素材として彩りと食感を演出。中華食材としては薬膳スープや清湯(チンタン)に入れて香りを活かすほか、乾燥では味わえない生独特の食感を活かして炒め物に。蟹肉やホタテと合わせて上湯炒めや前菜・主菜に幅広く使えます。
洋食では、軽くボイルして前菜サラダや野菜のテリーヌなど温製オードブルに添えて一皿を華やかに演出する効果も期待できます。
NET: 0.1 kg
