キノコのお手入れと保存方法
【到着後すぐにご対応ください】
きのこは極めて水分に敏感な食材です。鮮度を保ち、最適な状態でご使用いただくために、下記の手順を必ずお守りください。
◆ 到着後の基本対応
- 箱および蓋をすぐに開封してください。
密閉された状態が続くと、きのこの呼吸熱により湿度と温度が急上昇し、傷みの原因となります。 - 同梱されている保湿用の水や保冷剤を取り出してください。
輸送時の湿度保持用ですが、そのまま密閉状態にしておくと内部が過湿になる恐れがあります。 - 通気の良い場所で短時間風を当て、内部にこもった水気を飛ばしてください。
特に箱詰めされた状態が⾧時間続いた場合、余分な水分を飛ばすことで腐敗や変色を防げます。
◆ 保存中の管理ポイント
- 付属のペーパーが湿っている場合は、新しい乾いた紙にすぐ交換してください。
湿ったペーパーをそのままにしておくと、きのこに直接触れることで腐敗の原因に
なります。 - ペーパー交換後は、きのこが直接空気に触れすぎないよう、紙でゆるく包んだ状態
で保存してください。
特にサケツバタケなど乾燥に弱い品種は、ペーパーで軽く包むことで適度な湿度を
保ちます。 - 保存中は1 日1 回を目安に状態を確認し、必要に応じてペーパーを交換してください。
- サケツバタケの根元に白いカビ状の菌糸が見られることがありますが、品質に問題
はありません。軽く拭き取るか、ブラッシングで取り除いてください。 - きぬがさ茸は蓋開けて冷蔵保管してください。
◆ 保存環境の推奨条件
- 湿度を一定に保ちつつ、冷蔵保存(0~4℃)してください。
冷蔵庫の野菜室や、通気性のある冷蔵スペースが最適です。
◆ まとめ
- 上記の管理を徹底することで、きのこの品質と香りを最大限に保ちながら、⾧期保
存が可能になります。